オーストラリアに移って、もうすぐ4年です(2007年10月2日)


こちらでの貿易アドバイザーの仕事は日本の個人や中小企業の為に海外の取引先との交渉や連絡の代行がメインです。仕事の依頼は
10年前に開設した私の個人の会社のホームページと、こちらに移ってから開いたオーストラリア・ジャパン・ビジネスサポートというホームページを通じてのものが殆どです。8月に日本に一時帰国の際、大阪でオーストラリア関連セミナーの講師をさせて頂いたのですが、これもホームページを通じて依頼があったものです。 

貿易サポートの対象はオーストラリアから日本の輸入が多いのでが、商品はワイン、アパレル、健康食品などです。それ以外に米国の空調機器や台湾や欧州からの自転車輸入のお手伝いもしております。近く日本のベンチャー企業の製品をオーストラリア向けに輸出する手伝いもするようになりました。今年は日本以外に米国と中国にも出張をしました。やはりメールや電話だけでなく実際に貿易相手と会い、生産の現場を見る事が必要です。 

午前中は殆どパソコンの前に座って仕事をするのですが、特に忙しい時でなければ昼までにはメールの処理や取引先との連絡業務は終わります。ネットで日本のニュースを読んだりしていると大体12時過ぎです。 

昼食後には散歩を1時間くらいすることが多いのですが、近くの公園や王立植物園を回ります。季節の移り変わりが公園の木々や花壇で実感されます。週に1回は散歩を兼ねて片道30分の市立図書館に行き、そこでこちらの経済誌を読んだり映画のDVDを借りたりします。数は少ないのですが、日本の映画もあります。先日1951年制作、小津安二郎監督、原節子主演の「麦秋」という日本映画を楽しみました。 

ゴルフは毎週日曜日に家内と一緒に車で25分位のところにあるゴルフクラブで回るのですが、同じくらいの年のオーストラリア人の夫婦と一緒に回る事が多く、プレイの後のビールと会話が楽しみです。車の運転があるので余り多くは飲めませんが、血中アルコール濃度が0,05%までは違反にはなりません。ビールを飲みながらお互いの子供や孫とか趣味や旅行の話、過去の自分たちの仕事の話などをするのもよいものです。 

その他の楽しみは友人との食事やワインテースティングです。こちらでは日本にいた時より気の合った人達と一緒に食事をする機会が多くなりました。 

ビクトリア州政府の主催でワインのテースティングが毎月一回開かれます。当日は気の合った友人と食事を共にするのも楽しみで毎回欠かさず出ております。このテースティングで知ったワイナリーを訪問してそこのワインを日本に輸出する橋渡しをしたこともありました。 

まだ当分の間メルボルンに滞在の予定です。こちらにお出かけの際はご一報ください。

雑記帳の目次に戻る        ホームページに戻る